ゴルフR7.5試乗!Golf最速!外観・内装も余すところなくレビュー

あなたに走りの楽しさを伝えたい!たかです。
2017年5月にマイナーチェンジされた現行ゴルフシリーズ。ゴルフ最強の「ゴルフR」も期待通りのアップデートがされてから3年の月日が経とうとしています。
今後ゴルフ8の発売が予定されていますが、ゴルフ8「R」の日本発売まではあと2年ほどかかることも考えられます。
そんなシリーズ最高峰の「ゴルフR7.5」は今現在でも期待にたがわず、今回の試乗でも溢れるパワーと楽しさを提供してくれました。
ゴルフ最強「R」パワートレイン
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:310ps(228kW)/5500-6500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2000-5400rpm
高い評価のもと、このクラス世界のベンチマーク車とまでいわれるクルマ「ゴルフ」、そんなレベルの高いゴルフの最高峰「ゴルフR」の魅力についてあらためて見ていきましょう。
もくじ
ゴルフ7.5<メーカー希望小売価格>
グレード | 価格 |
TSI Trendline | ¥ 2,599,000 |
TSI Comfortline Meister | ¥ 3,190,000 |
TDI Comfortline | ¥ 3,230,000 |
TDI Comfortline Meister | ¥ 3,569,000 |
TSI Highline Meister | ¥ 3,700,000 |
TDI Highline | ¥ 3,620,000 |
TDI Highline Meister | ¥ 3,940,000 |
GTI | ¥ 4,199,000 |
GTI Performance | ¥ 4,789,000 |
GTE | ¥ 4,799,000 |
R | ¥ 5,849,000 |
※2020年5月1日付メーカー発表価格
ゴルフR7.5<主要諸元>
引用元:Golf R https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfr.html#72b074dfc006cc936fabe026bed9be76
Golf R(4MOTIONフルタイム4輪駆動) |
全長×全幅×全高(m) |
4.275×1.800×1.465 |
車両重量(kg) |
1,510 |
エンジン |
DJH |
トランスミッション |
自動7段(前進)1段(後退) |
JC08モード燃費 |
13.0km/L |
性能/エンジン |
最高出力:228kW[310PS]/5,500-6,500rpm 最大トルク:400N・m[40.8kgf・m]/2,000-5,400rpm |
サスペンション方式(前 / 後) |
マクファーソンストラット(スタビライザー付) / 4リンク(スタビライザー付) |
タイヤ(前・後) |
225/40R18 |
乗車定員 |
5名 |
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Golf R 7.5 外観を見ていきましょう
Golf R のエクステリアはコンパクトでありながら凛々しい姿、まさに「羊の皮をかぶった狼」です。
私は輸入車は所有したことがないのですが、ゴルフついては以前から気になっており、これまでは単に国産のほうが安心という考えで国産車のみ乗っていました。
ゴルフ最高峰のゴルフR、すぐ近くでまじまじと見るのは初めてです。
評価の高いゴルフを目の当たりにして、沸々と期待感が高まってきます!
まじまじと見てあらためて感じたのが、やはりヘッドランプの凛々しいデザイン。好みです。
ゴルフならではの、一見可愛いとも感じるこの顔が実にカッコイイのです。♪
そこにはシャープなイメージさえ感じます。
Rの特徴は特にフロントアンダーグリルにあって、この部分が他とは違っています。
真ん中に控えているVolkswagenのロゴマークも特徴的ですね。
ヘッドランプはデイライト付きのLEDランプで、機能性も◎です。
アップで見ても…… カッコイイですね 😘
サイド方向からの画も決まってますね ♪
ゴルフR専用のアルミホイール、なかなかのものです ♪ タイヤサイズは225/40R18。
あらためて真正面から。
サイドビューはこんな感じ♪ 専用のアルミホイールもいかしてますね😉
斜め後方からの画像。奥に私のクルマが見えています。😊
デュアルツインエキゾーストパイプ。4本出しの迫力のルックスです。
床下を撮影してみました。このクルマはフルタイム4WD。最低地上高は13cmです。
ゴルフR7.5の外観エクステリアは、とても凛々しく魅力あるものでした。
コンパクトなクルマでありながらシャープな印象があり、「R」のエンブレムも実に控えめです。
質実剛健でありながらハイパワー。それはまさに「羊の皮をかぶった狼」であり、この後の試乗がとても楽しみになっていました ♪
試乗編はもう少しだけお待ちいただき、その前に、まだ内装があります。
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ゴルフR7.5の内装を見ていく
では、内装を見ていきましょう!
ドアはソフトパッドが多用されており、質感も満足できるものと思います。
ブラックを基調とした内装は使いやすい形状で、機能性と快適性を兼ね備えています。
優れたホールド性と快適性を両立した専用レザーシートです。
しっかり感がありながらもソファーのような快適性も併せ持つ高級シートです。シートヒーターももちろん備わっています。
【視界の良さ】
新型フィットの視界の良さまでいかないにしても、ご覧のように視界も良く、見晴らしは良いほうだと思います。
内装デザインは落ち着きのある内容になっており、ナチュラルな操作感はやはりこのクラスのベンチマーク車と言われる所以ですね。😉
ナビゲーション起動中で映っていませんが、真ん中にナビが表示されます。
視認性も良く、はっきりとした見やすいデジタルメーターです。
本革巻きステアリングの質感は高いです。
ホールド性・快適性に優れたシートを含め、充実した内装は全体的なレベルの高さを感じ取れるインテリアとなっています。
シートに腰掛け、エンジンスタートをプッシュした瞬間に「よし、走るぞ!」という気分に高揚させてくれるのは間違いないところですね ♪
輸入車なので左側がクルーズコントロールスイッチです。ウインカーも左側についています。
ステアリング中央のVolkswagenエンブレム ♪
右側がオーディオ・ハンズフリーのスイッチです。
ステアリング下部に「R」の文字が、ここにも控えめに存在しています。
【ナビゲーション】
手のジェスチャーで操作が可能な9.2インチ大型画面のタッチスクリーンナビゲーションです。
大画面で見やすく、操作感も良いと思いました。😉
3つのダイヤルが特徴的な操作性の良いオートエアコンです。
シフトノブは高級感のあるR専用。アルミ&本革&カーボン調のシフトノブは操る楽しさを高めてくれるイメージです。
ドリンクホルダーは縦置き2か所。電動パーキングとブレーキホールドが備わっています。
センターコンソールBOXは小型ですが、奥行きが深い形状です。
ダッシュボードBOXと助手席ドア内側の画像です。
ダッシュボードはソフトパッドが使われており、じゅうぶんな品質の高さがあります。
左側がライトのスイッチ、右がドアロック等のスイッチです。
アクセル・ブレーキともアルミ調のペダルを採用しています。
【後席の内装】
後席も前席同様のレザーシート。しっかり感のある質感高いシートです。
唯一、後方へのリクライニングができないところが玉に瑕。😂
後席は思ったより広く、長距離ドライブでも大丈夫といった印象です。
リアウインドウはこんな感じ。
リアのルームランプです。
後席用のエアコン送風口が備わっていました。
ラゲッジルームに行ってみましょう♪
広さは新型フィットよりも広いです。フラットにはなりませんが、これだけのスペースがあれば十分ですね。
内装を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ゴルフR7.5のインテリアは質感も高く、じゅうぶんに満足できるレベルのものだと思います。
ホールド性の高い、造りのしっかりとしたレザーシートに座り、ステアリングおよびシフトノブに手を触れた瞬間にこみあげてくる走りの高揚感!
「見た目は可愛らしさまで感じるこのクルマが実は…ハイパワーマシンだという満足感」
ゴルフR7.5のエクステリア・インテリアが認識できたところで、走行性能はどのような感じなのか?ますますこのことが気になってきました ♪
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ゴルフR7.5 試乗レビュー
引用元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfr.html#0ce7324ef6e69059d8c78a9f39cd5d05
ゴルフR7.5の外観・内装をひと通り確認したうえで、いよいよ試乗です!
このハイパワー車の実態をじっくりと体感してみたいと思います。。
では、いってみましょう♪
ゴルフR7.5の実力のほどは
加速フィールとパワー
今回はひとり試乗をさせていただいたこともあり、じゅうぶんにこのクルマの走行フィールを感じることができました。
まずは何と言っても気になる加速フィールのお話しです。
310馬力・40.8kgf・mの大パワーを誇る、ゴルフR7.5。
みなさんご想像のとおり、車道へ出てアクセルを踏み込んだ瞬間からパワーがほとばしっていたのは言うまでもありません。
その走りは、低回転からの太いトルクと湿式7速DSGからくるアクセルレスポンスの良さが相まって、とんでもない加速を示します。
そして乗り始めてすぐに感じた「クルマの安定感」の高さからきているのか?あまりスピード感を感じない?ところも特徴的…
時速70㎞で走っていても、50㎞くらいで走っている感覚と言いますか…
走行安定感がひときわ高いと言えそうです。
それに加えて、ゴルフR7.5は4MOTION(フルタイム4WD)がいい仕事をしてくれています。
ゴルフR7.5の4MOTION(フルタイム4WD)
前後輪の駆動トルクを100:0~50:50の範囲で配分する仕様になっており、低負荷走行時には前輪だけにトルクを配分して燃料消費を抑え、発進・加速時には、後輪へのトルク配分を増加するなど、状況に応じて前輪・後輪のトルク配分を連続的に変化させることで力強い発進加速や高速走行時の安定性、低速帯での優れたトラクション性能を実現し、あらゆる走行シーンでスムーズかつ安定した走りを実現します。
ステアリングフィール
ステアリングを握り、ハンドルを切った瞬間の感覚!これも良いです。
走行モードによってステアリングフィールも変わるのですが、モードに応じて路面から伝わってくる感触も変わり、ステアリングを切った感覚も変わります。
ハンドルを切った瞬間のクルマの反応も違和感を感じることなく乗車できていたと思います。
驚いたのはステアリングの可変レシオ機構。切り込むに従いクイックなギヤレシオになるのがわかり、少しびっくりしたのを思い出します。
走行モードを試す
ゴルフRには、エコ・コンフォート・ノーマル・レース・カスタムの5つの走行モードが搭載されています。
一番最初にレースモードを試してみたのですが、レスポンスが格段に変わり、とりわけ気持ちのよいマフラーサウンドが心地よかった!!
快か~ん ♪といったところでしょうか ♪ 🤣
そのあと、順にコンフォート・ノーマルと試していったのですが、コンフォートでも充分で、普段乗りでは充分過ぎるパワーだったと記憶しています。
静粛性についてはどうか
ゴルフR7.5は静粛性についても高いレベルのクルマでした。
これはRだからなのか?それともゴルフ全体に言えることなのかわかりませんが、高い静粛性があることは間違いないと思います。
走行中のロードノイズはそこそこ入ってくるので、もちろんNEWクラウンほどの静粛性はありませんが、クラスを越えたレベルを達成していると思います。
画像引用元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfr.html#home&item=2&gallery=150512477374785308
ゴルフR7.5の乗り心地
このクルマ、ハイパワー車でありながら乗り心地を犠牲にしているところがない…
電子制御によるモード切替によって乗り心地が変わるため、モードによっての乗り味を楽しめばいいわけです。
普通これだけのハイパワー車であれば、乗り心地までは期待できない場合が多いのですが、電子制御サスペンションによるモード切替えの賜物と言えそうです。
私は現在スバルレヴォーグ1.6 STI SPORTオーナーですが、ゴルフR7.5に乗ってどう感じるか?
その比較についても少しお伝えしたいと思います。
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レヴォーグとの比較
価格帯的に200万円以上差があるクルマなので、値段相当だろう?と言えばそれで終わってしまうのですが、そういう訳にもいきません。😁
それにレヴォーグは価格以上の価値があるクルマだということも賛同していただける方は多いのではないでしょうか。
レヴォーグはコスパ的にも優れているのかもしれません。
ひとつひとつの比較、また総合的な比較でも正直なところゴルフR7.5に軍配が上がるのは価格上仕方のないところ。😂
ただステアリングフィールとクルマの重厚感としっとり感、そしてAWD等の優秀さによる走りに関しては、ゴルフRも良いのですがレヴォーグも高いレベルを実現しています。
が、世界で称賛されたゴルフは、やはりその価値は高いと言わざるを得ません。
神経を研ぎ澄ませながら試乗をしていたのですが、やはりそこには車としての完成度の高さを感じました。
私は1.6オーナーですので、レヴォーグ2.0と比べてパワー感がどうなのか?という点が気になるところでもありますが、仮にパワー感が同等としても、やはりゴルフR7.5は価格相当分の良さと欧州車としての一日の長を感じました。
ボディーがより安定していてカッチリ感もあり、いざとなったら「狼に変身する」大パワーを秘めているクルマ、それがゴルフR7.5だと思います。
▼ 動画はこちらからご覧いただけます。
ゴルフR7.5 まとめ
画像引用元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfr.html#home&item=4&gallery=150512477374785308
ここまでゴルフR7.5について見てきました。
私の個人的感想としては、乗っていてとても楽しいクルマであり、所有する満足感も高いクルマという結論に。
シートに腰を下ろし、ステアリングに手を添えた瞬間に走る喜びを感じられるクルマ、それがゴルフR7.5だなと。
あえて難を言えば、これはイメージで今は違うのかもしれませんが、もしもの場合の修理費等を含めた維持費が高くつのでは?といったところでしょうか。
ゴルフR7.5、是非一度この気持ちよさを読者の皆様にも体感していただきたいという気持ちです。
お近くのディーラーで一度試乗されて、確かめてみてはいかがでしょうか ♪
VolkswagenゴルフRの公式ホームページです。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。