【八甲田山雪の回廊2020】レヴォーグSTIで青森県の冬の観光を満喫!

あなたに走りの楽しさを伝えたい!たかです。
もくじ
八甲田山雪の回廊とは
今年2020年も行ってきました「八甲田山雪の回廊」!
青森県の冬の観光風物詩とも言われるこの行事に、昨年に続いて今年も愛車レヴォーグSTIで出動!
それもオープン初日!
雪の回廊オープンにより「酸ヶ湯ゲート」から「谷地ゲート」までの約8㎞が解放されます。
「酸ヶ湯ゲート」は、その名のとおり「酸ヶ湯温泉」すぐ近くにあるゲートで、冬季は11月下旬から翌年3月末日まで閉鎖され通行止めになります。
そのためこの区間は除雪されることなく雪が降り積もり、除雪されたばかりの雪の回廊は八甲田のどの地区よりも高くそそり立っていて、もっとも見事に仕上がってます。
八甲田山は、青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つです。18の火山群が連なって青森県のほぼ中央に位置し、約20km南には十和田湖が位置します。
ゲートオープン初日の開門時間前に「酸ヶ湯ゲート」に到着
酸ヶ湯は八甲田山系の火山起源の温泉。湯は名前の通り強い酸性でPHは2.0を切る。元の温泉名は「鹿湯」で、昔猟で鹿をしとめそこなった狩人が山へ入ったところ、鹿と温泉が湧いているのを見つけたが、その頃にはもう鹿は温泉の薬効によって俊敏に駆け上がり逃げ去ってしまった、すかゆは読みの“しかゆ”が変化したものと言われています。
今年2020年は、4月1日午前9時ゲートオープン予定との情報を得ていましたので、オープン時間前にゲートに着くように勇んで駆け付けました。
手前の「酸ヶ湯温泉」にも少し寄ってみたのですが、今年のコロナ騒動の影響か駐車場はガランとしていて寂しい状態。
有名な酸ヶ湯温泉にも影響が出ているようで心配です。
オープン時間前にゲート前に並んで、スタートと同時にゲート内に侵入!
初めての体験でした。
すでにゲート前には複数の車が開門を待ち受けていましたが、コロナ騒動の影響か私の前には10台足らずの車がいた程度でした。
ついにゲートオープン!「八甲田山雪の回廊」へ突入
今年は降雪量が異常に少なく、雪の壁の高さがどれくらいあるのか?心配な点でもありましたが、いや~、やはり八甲田山ですね!
去年よりは低い状態でしたが雪の壁は健在で、雪の回廊を楽しむことが出来る状態を見てひと安心!この時点でテンション上昇!です。
ゆったりとした速度で、みなさん楽しみながら走行しています。
この日のために夏タイヤへの交換もせずに備えていたのですから、嬉しさもひとしおです。
ですが今日に限っては、山中での気温もプラスの7度。路面も乾いた状態でアイスバーンもありません。
その日によって気温が急降下したりするので、スタッドレス装着は必要なのですが、この日に限っては夏タイヤでも大丈夫な状態でした。
今年は恒例イベントである八甲田「雪の回廊と温泉」ウォークも中止となってしまいました。
雪の回廊ウォークは、一般オープン前の3月30・31日におこなわれる「長かった冬が明けて、春になった八甲田山と真っ先に向き合うことができる」イベントです。これを楽しみにされていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
「笠松峠」付近の「睡蓮沼」で巨大な雪壁とご対面
レヴォーグSTIで雪の回廊の中を進んでいき、途中「笠松峠」をちょっと過ぎたあたりの「睡蓮沼(すいれんぬま)」付近で車を降りて自然とご対面。
去年より若干低くはありましたが「巨大な雪の壁」は健在で、しばしそこで記念撮影したり、雄大な大自然がつくりあげた雪壁に見入っておりました。
レヴォーグSTIで走りを楽しむ!
睡蓮沼付近をすぎるとコーナーもきつくなり、アップダウンが続く道路になるので運転を楽しむにはもってこいです。
ただし除雪・排雪による粉塵と、アスファルトが砕けたオイル状の物質が路面にたまっている状態でもあるため、走行後はクルマが真っ黒になってしまいます(汗)
帰宅後はすぐに愛車の洗車をしたことはいうまでもありません。案の定、鉄粉およびコールタールがへばりついた状態になっていて洗車も大変でした。
近いうちに「鉄粉落としのクリーニングをせねば!」と心に誓った次第です(笑)
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えっ?地獄沼へ行けたのかも?
2019年10月の地獄沼
谷地ゲートに到着してそこから折り返しましたが、後から考えると「そう言えば地獄沼へは行けなかったんだろうか?」との疑問が湧き出てきました。
もし行けたのであれば…と後悔したのですが、冬の「地獄沼」もぜひ見てみたかったですね。
来年はちゃんと確認してみたいと思います。
▼ 動画はこちらからご覧いただけます。
八甲田山雪の回廊まとめ
八甲田山雪の回廊は、大自然が織りなす彫刻に触れ合うことが出来る、とても素晴らしいひとコマです。
例年ですと10mに及ぶ、真っ白なそりたつ「雪の壁」を堪能することができるでしょう。
この大自然の雄大さの前に、普段の喧騒を忘れて純粋に感動している自分がいました。
八甲田山は四季を通じていろいろな顔を見せてくれる山脈です。その表情は四季ごとに移り変わり、様々な顔を楽しませてくれます。
冬の厳しい八甲田から春~秋にかけての美しい八甲田まで、見どころが満載です。
わたしも春夏秋冬、それぞれの八甲田山の顔をこれからも見ていこう!そう思い、大自然の雪の回廊を後にしました…。
車での交通アクセス

青森市方面からのアクセス:青森市から奥入瀬渓流・十和田湖方面へ国道103号線を進行。
弘前市・黒石市方面からのアクセス:弘前方面から国道102号線・394号線を進行。
八戸市方面からのアクセス:八戸方面からは国道102号線および国道103号線が合流し進行。
※冬場は通行止めの区間が複数あるので注意が必要です。(夜間のみ通行止めの時期もあります)
※路線バスは、新幹線停車駅である新青森駅と八戸駅から路線バスが運行しています。
なお八甲田山での登山を楽しみたい方は、八甲田ロープウェイ山頂駅~酸ヶ湯温泉のルートがおすすめです。
八甲田山と言えばこことも呼ばれる有名な「毛無岱」を通り、人気のルートとなっています。
青森方面から八甲田山への路線バスはこちら
八甲田ロープウェイのホームページはこちら
冬期間の道路閉鎖状況はこちら
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。