ホンダ 新型フィットハイブリッド e:HEV HOME 4WD 外観・内装&試乗レビュー

あなたに走りの楽しさを伝えたい!たかです。
2020年2月14日に発売された新型FITは、BASIC・HOME・NESS・CROSSTAR・LUXEの5グレードがラインナップ。
グレードごとにハイブリッドモデル・ガソリンモデルがそれぞれ用意されています。
ハイブリッドモデル 1.5L DOHC i-VTEC+2モーターハイブリッド
ガソリンモデル 1.3L DOHC i-VTEC
新型フィット、気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は「HOMEハイブリッド4WD」に試乗してきましたので、主としてHOMEの外観・内装&試乗レビューをお届けします。
✔ 本記事の内容
- 新型フィット グレード別価格・スペック
- 〃 HOME 外観の特徴
- 〃 HOME 内装の特徴
- HOME e:HEV 4WD 試乗レビュー
もくじ
新型フィット<メーカー希望小売価格>
グレード | 価格( FF / 4WD ) | |
ハイブリッド | BASIC | 1,997,600円 / 2,195,600円 |
HOME | 2,068,000円 / 2,266,000円 | |
NESS | 2,227,500円 / 2,425,500円 | |
CROSSTAR | 2,288,000円 / 2,486,000円 | |
LUXE | 2,327,600円 / 2,536,600円 | |
ガソリン | BASIC | 1,557,600円 / 1,755,600円 |
HOME | 1,718,200円 / 1,916,200円 | |
NESS | 1,877,700円 / 2,075,700円 | |
CROSSTAR | 1,938,200円 / 2,136,200円 | |
LUXE | 1,977,800円 / 2,186,800円 |
新型フィットHOME<主要諸元>
HONDA主要装備から引用。https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/
HOME e:HEV(ハイブリッド) | HOME(ガソリン) |
全長×全幅×全高(m) | |
3.995 × 1.695 × 1.515 | |
車両重量(kg) | |
1,180 | 1,090 |
エンジン | |
e:HEV | i-VTEC |
トランスミッション | |
電気式無段変速機 | CVT |
WLTCモード燃費 | |
FF 28.8km/L 4WD 25.2km/L | FF 20.2km/L 4WD 18.0km/L |
JC08モード燃費 | |
FF 38.6km/L 4WD 30.8km/L | FF 22.8km/L 4WD 20.6km/L |
性能/エンジン | |
最高出力:72kW[98PS]/5,600-6,400rpm 最大トルク:127N・m[13.0kgf・m]/4,500-5,000rpm | 最高出力:72kW[98PS]/6,000rpm 最大トルク:118N・m[12.0kgf・m]/5,000rpm |
性能/電動機(モーター) | |
最高出力:80kW[109PS]/3,500-8,000rpm 最大トルク:253N・m[25.8kgf・m]/0-3,000rpm | |
サスペンション方式(前 / 後) | |
マクファーソン式 / 車軸式(FF)ド・ディオン式(4WD) | マクファーソン式 / 車軸式(FF)ド・ディオン式(4WD) |
タイヤ(前・後) | |
185/60R15 | 185/60R15 |
乗車定員 | |
5名 | 5名 |
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新型フィット外観のお話し
新型フィットのエクステリア、ユニークな顔にも見えますが、とても特徴的ですね。^_^
ホンダさんも思い切ったなぁ…と思いながらも、すぐ近くでまじまじと見るのは初めてです。
う~ん、やっぱりユニークです!
まじまじと見て気付いたのが、フロントグリルの小ささです。
おちゃめな顔が実に可愛いのです。♪
アンダーグリルも気持ち控えめな出で立ちですね。
真ん中に控えているHONDAのロゴマークが存在感バリバリです。
デイライト付きのLEDヘッドランプは機能性◎です。
横からの顔つきは…… けっこう好きです!😘
カッコイイです。♪
まじでホント、そう思います。
HOMEはアルミホイールはオプション設定ですね。
スチールキャップを履いてます。
新型フィットはAピラーが細く、お世辞抜きで見晴らしが抜群です。
タイヤサイズは、185/60R15 。BASIC・HOME以外はタイヤが16インチになります。
HOMEのドアミラーは、ボディ同色です。
▼ちなみにLUXEになるとドアミラーがシルバー、ホイールがアルミホイールになり、シルバーのモールが付きます。


▼HOMEに戻ります。
HOMEのリア斜め後方からの画像です。
テールランプも含めて全体的に丸っぽい形状ですね。
LEDテールランプはとても綺麗です。


ルーフとリアセンサー。リアのセンサーは4カ所付いています。
床下を撮影してみました。このクルマは4WDなので最低地上高は15cm。
FFになると最低地上高は13.5㎝になります。
新型フィットの外観エクステリアは、とても可愛らしくキュートな仕上がり!
全体的に丸みを帯びているデザインで、「可愛らしいクルマ」でありながら後述の試乗レビューで述べる「心地良い走り」を求める方にとっては、(まだ内装をご紹介していませんが^^;) おススメの1台と言えると思います。
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新型フィットの内装を見ていく
では、内装を見ていきましょう!
ドアはハードプラに一部ソフトパッドを使っており、安っぽさは感じません。質感は満足できるものと思います。
横方向に伸びている形状は、スッキリして気持ちが良いです。
HOMEのシート、素晴らしい!です。お世辞抜きでLUXEのレザーシートでなくてもいいと思うくらい質感高く、しっかりとした造りのシートです。😘
このシートだけでもこのクルマに乗る価値があるのでは?とも思わせる良いシートですので、機会がありましたらぜひご確認ください。
【抜群の視界の良さ】
高品質なシートと共に同じくらい優れた点が、この視界の良さです!😊
珍しいフラットなダッシュボードと、極細のAピラーによる見晴らしの良さは特筆すべき点です。
試乗レビューでもお話しが出てくると思いますが、見晴らしの良さから来る「爽快な気持ち良さ」でドライブできるクルマがこの新型フィットです。
視界の良さから来る「開放感」がおそらくそうさせているのだろうと思っています。
ソフトパッドが使われていますので質感は高いです。
シートに座ってみると、まずシートの良さに驚かされ、そして見晴らしの良さにびっくり!
中に座ってみると良さがわかるクルマで、新型フィットは「快適なカーライフを送れそうだ」という気分にさせてくれます。
画像ではあまり伝わらないかもしれませんが、とても綺麗な液晶メーターになっています。
シンプルで、ごちゃごちゃしていない画面は好印象でした。
ナビゲーションがやっと大型9インチになりました。
シビックハッチバックでも7インチしか着けられませんでしたが、ホンダさんもやっと対応してくれた感じです。
やはり大画面は見やすくて操作感も良くなりますね😉
運転席側エンジンプッシュスタートボタン、ドリンクホルダー、エアコン送風口です。
【ダッシュボードBOX】
ダッシュボードBOXが2カ所あるため、収納力が高いですね。
助手席側ドリンクホルダーも、ちゃんと備わっていました。
逆光になっていますが、質感も高い、操作のしやすいオートエアコンです。
USB電源&シガーソケットが備わっています。
革巻きシフトノブ&前方には小物置きトレーがあります。
右のECONはその名の通りエコモードボタンで、真ん中には電動パーキングとブレーキホールドのボタンが付いています。
ブレーキホールドは一度使ってしまうと欠かせない機能で、これなしでは辛くなってしまいます😆
小物置きトレーの部分です。
新型フィットHOMEは、本革巻きステアリングになっています。
手触りも良く、高品質です。
本革巻きステアリングの下側です。
ステアリング右側のクルーズコントロールスイッチです。高速道路で活躍してくれますね😘
左側には、オーディオ類のスイッチが付いています。
パワーウインドウのスイッチは、シンプルな形状です。
アクセルとブレーキペダルです。
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【視界・開放感】
繰り返しになりますが、視界・見晴らしの良さを強調したいので、あらためて違う写真で🤣
バックミラーは、こんな感じ♪
ルームランプは最初からLEDランプがついています。
サンバイザーランプはハロゲンランプですが、問題ありませんね。
後席もじゅうぶんな広さがあり、狭さは感じません。
クラスとしては、かなり広いスペースがあると思います。
後席シートも前席と同様に質感高く、しっかりとしたシートです。
リアも三角窓があり、見晴らしの良い形状です。
画像のように、後席スペースも広さがあります。
リア側のUSB電源(2カ所)。
後席アームレストです。ドリンクホルダーは付いておらず、ドア側のホルダー部分を使うことになりそうです。
リアウインドウです。
ラゲッジルームに行ってみましょう♪
かなりのスペースが広がっています。
中に水抜き穴のある、深い物入れスペースがありました。
こちらで後席イスを倒すことができます。
完全フラットな状態にはなりませんが、収納量はかなりあるスペースが広がっています。
内装を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
新型フィットHOMEの内装は質感も高く、じゅうぶんに満足できるレベルに達していると思います。
何と言っても、クルマに乗り込んでシートに座ったときの質感の高さ、そして視界の良さからくる解放感。
「運転していて心地良い」と思える、ホンダのクルマづくりが伝わってきます。
新型フィットの良さが認識できたところで、肝心の運転走行についてはどうだろうか?このことがとても気になってきました♪
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新型フィットHOME ハイブリッド4WD 試乗レビュー
新型フィットHOMEの外観・内装をひと通り確認したうえで、いよいよ試乗です!
試乗は営業マンの方と一緒におこない、撮影もしていた?はずだったのですが、ここでアクシデント発生。
終わってから気付いたのですが、なんと撮影開始ボタンを押していなかったようで何も録画されていない…😢
私の試乗動画としても割と良い撮影ができており、自分でも編集が楽しみな内容だったのですが。
しばし落ち込んでいたのは言うまでもありません。営業マンの方にも申し訳ない…
とても反省しました。
ですが、ここで落ち込んでばかりいてもしようがない、ちゃんと読者の方に伝えなければ…
ということで気を取り直しての試乗レビューです。
スミマセン、私が不注意なばかりに…
では、いってみましょう♪
新型フィットHOME e:HEVの実力のほどは
プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック
引用元:https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/
圧倒的な見晴らしの良さ
新型フィットの内装を見ていき、シートに座った瞬間に感じた見晴らしの良さ!これにはびっくりしました。
私のレヴォーグも視界のよいクルマなのですが、それを上回る視界の良さを感じたからです。
おおげさに聞こえるかもしれませんが、まるで風景が変わったような、心地よい時間を過ごせそうな予感、このクルマのシートに座った瞬間にそんなインスピレーションを感じました。
加速フィールとパワー
1.5Lガソリンエンジンと2モーターハイブリッドシステムの組み合わせは走り出しからスムーズで、試乗開始後すぐに予想通りの加速フィールを見せてくれました。
パワー感に不足はなく、じゅうぶんなトルクが出ている感があります。
扱いやすいコンパクトサイズなこともあり、自分の思ったように運転操作ができる癖のないクルマという印象を持ちました。
ライバル車であるトヨタヤリスを試乗したとき、走り出しからエンジンがかかっていたのに比べて、この新型フィットe:HEVはほぼモーターで走っている印象です。
ヤリスハイブリッドもパワー感のあるクルマとの印象を持ちましたが、こちらも負けていません。
静粛性についてはどうか
モーターで走っている割合が高いためか、ロードノイズ以外の騒音はあまり聞こえません。
エンジンがかかっても嫌な感じはなく、静粛性という面でもポイントは高いと言えそうです。
ブレーキングは、やはりハイブリッド特有の回生ブレーキが効くのですが、これも慣れると普通になってしまい、現に私もプリウスを乗っていた時にすぐに慣れてしまいました。
最初の頃はちょっと違和感があるかもしれません。
新型フィットの心地よさとは
「心地よい」をコンセプトとして開発された新型フィット。
心地よさを感じるためには「乗り心地」が重要になってくると思います。
私は現在スバルレヴォーグオーナーで、レヴォーグの硬い足回りに慣れてきている現在において、この新型フィットハイブリッドに乗ってどう感じるか?
これについてもお伝えしたいと思います。
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まずはHOMEのシートですが、このシートやばいです。
残念ですが、レヴォーグSTIのシートよりこちらのシートのほうが好みです。😂
しっかりとした造りのシートは、座り心地もよく、まるでソファーにでも腰かけているようにリラックスできる感じなのです。
凄い!と思った瞬間でした。
そして神経を研ぎ澄ませながら走行していったのですが、私の車よりはるかに振動がありません。
レヴォーグはスポーツ車のため足回りは硬く、それはしようがないことなのですが、フィットはそういう訳にはいきません。
乗り心地のよさは必要です。
実感としては、路面に小さなデコボコがあるような道路でも、細かく足が動いて振動を吸収している感じがあります。
ゴツゴツ感は少なく、私にはとても乗り心地のよいクルマに感じました。
ボディーが安定していてカッチリ感もあり、表題の「心地よいクルマ」をじゅうぶんに表現しているというのが私の感想です。
▼ 動画はこちらからご覧いただけます。
新型フィットHOME e:HEV まとめ
引用元:https://www.honda.co.jp/Fit/special/home/
ここまで新型フィットHOME e:HEVについて見てきました。
私の個人的感想としては、普段使いするクルマとして、もしセカンドカーを買う余裕があるのであれば欲しいとさえ思ってしまいました。
シートに腰を下ろし、ステアリングに手を添えた瞬間に心地よさを感じるクルマ、それが新型フィットでした。
これは忖度でも何でもなく(忖度する理由もありませんが)、正直な私の感想です。
あの可愛らしいエクステリアが好みに合う人であれば、この気持ちよさを一度試してみる価値はあると思います。
お近くのディーラーで一度試乗されてみてはいかがでしょうか。
HONDA新型フィットの公式ホームページです。
▼関連記事はこちらからご覧いただけます。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。