【姿を現した】スバル新型レヴォーグ2020年8月20日・最新情報まとめ

あなたに走りの楽しさを伝えたい!たかです。
皆さんはリフレッシュを兼ねてのドライブに行かれてますか ♪(*’▽’)コロナ禍で大変な世の中になっていますが、自粛ばかりでは体がもたん!てなわけで時折ドライブを楽しんでいる私ですが、2020年8月20日受注開始とともに、新型レヴォーグが遂に!公に姿をあらわした。
▼エクステリアイメージ(写真はSTI Sport EX)
新型レヴォーグについては、これまでも情報が飛び交っていたが、ここにきて遂に内装インテリアも披露され、エンジンスペックなどの主要諸元も明らかになった。
今回の記事は、全貌が現れた新型レヴォーグの確定した最新情報を私もひとつずつ確認をしながら進めていきたいと思う。
もくじ
新型レヴォーグ2020年8月20日先行予約開始、同年10月15日正式発表
2020年8月20日、ネット情報(YouTube&ニュース)を見ていたところ、新型レヴォーグに関する動画&記事が突然わんさか出てくること… Σ(゚Д゚)
動画はテストコースに新型レヴォーグが10台くらいいて、マスコミ向けに?テスト走行しているもの…
おぉ、ついにお披露目ときたか!?と思わず身を乗り出していた私。その後は、いろいろと感心しながら動画&ニュース記事を読んでおりました…
そして翌日、突然スバルディーラー担当セールスの方の訪問を受けました。8月20日先行予約開始!あぁ、そういうことか~!以前に話をしたときは、新型モデルは様子見をしようと思っている旨の話しをしてはいたのだが、それでもやはりカタログを持ってきてくれたようだ。これは有難い!
なんでも動画のテストコースへ実際に行ってきて試乗をしてきたとのことで、玄関先で大変申し訳なかったのだが、30分くらい新型レヴォーグ情報をあれこれ聞かせてもらいました!\(^o^)/
その聴取した内容と、スバルメーカーから発表された内容を併せて皆さんと共有していきたいと思います。セールス氏から聴取した内容は、まだ情報を出さないで欲しいと言われたものもあるが、メーカーでもあそこまで発表している現在でもあるので、私の独断と偏見で迷惑が掛からないと判断したものは情報を披露したいと思う。
日程的なもので、今現在わかっていること…
2020年8月20日、スバル販売店では先行予約の受付を開始。正式発表は2020年10月15日が予定されている。「納車の開始見込みは11月末以降で、正確な日程ははっきりしない。販売店に試乗車が配車されるのも、おそらく11月以降」とのこと。
【新型レヴォーグ STI Sport EX 諸元表】
全長 | 4755mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1480mm |
ホイールベース | 2670mm |
車両重量 | 1580kg |
エンジン | 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴ターボ“DIT” |
排気量 | 1.8L |
最高出力 | 130kw(177ps)/5200~5600rpm |
最大トルク | 300N・m(30.6kgf・m)/1600~3600rpm |
トランスミッション | CVT リニアトロニック(マニュアルモード付) 前進無段 後退1速 |
WLTCモード燃料消費率 | 13.6km/L |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
タイヤサイズ | 225/45R18 |
価格 | GT:3,102,000円~STI Sport EX:4,092,000円 |
~ スバル 新型レヴォーグのグレードラインアップと価格 ~
GT:3,102,000円
GT EX:3,487,000円
GT-H:3,322,000円
GT-H EX:3,707,000円
STI Sport:3,707,000円
STI Sport EX:4,092,000円
※「~EX」は「アイサイトX」搭載グレード
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新型レヴォーグのエクステリア
ニューレヴォーグのエクステリアは、2019年の東京モーターショーおよび2020年1月に披露された、新型「レヴォーグ プロトタイプ」ほぼそのままのエッジの効いたデザインで登場した。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4755×1795×1480mmと、先代よりも65mm長く、15mm幅広くなったものの(高さは同一)、駐車場を含め、国内の多くの使用環境で使い勝手のいいサイズにおさめられている。
▲新型レヴォーグのフロントエクステリアとリヤエクステリア(写真はGT-H EX)
▲STI Sport/STI Sport EX 225・45R18タイヤ&18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)
▲新型レヴォーグ/STI Sport フロント~サイド側エクステリア
▲新型レヴォーグ/STI Sport サイドエクステリア
▲新型レヴォーグ/STI Sport リヤ~サイド側エクステリア
▲新型レヴォーグ STI SPORT のフロントエクステリアとリヤエクステリア(写真はSTI SPORT)
エクステリアについて、個人的にはこうして欲しいという要望点がいくつかあるのだが、ここでそんな細かい点を話しても有意義ではないと思われるので省略しておく。
「プロトタイプ」からもう少し変更点があるのでは?と思っていた私は、少し肩透かしを食らった感がないでもないが、今回のレヴォーグはそれ以上に良い点が多いようなので順番に見ていきたいと思う。
新型レヴォーグのボディカラー

クリスタルホワイト・パール (有料色)

アイスシルバー・メタリック

クールグレーカーキ

ラピスブルー・パール

マグネタイトグレー・メタリック

クリスタルブラック・シリカ

ピュアレッド

WRブルー・パール(STI Sport、STI Sport EXに設定)
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新型レヴォーグのインテリア
▲新型レヴォーグ STI SPORTのインテリア
現行型レヴォーグの課題のひとつがこのインテリアだったのではないだろうか。「走りはいいのに、どこか欧州車より質感が劣っている。」そんなところもあったため新型レヴォーグのインテリアにはひときわ興味を持っていた次第。
今回の初見で目を引いたのは、縦型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの存在感。あまりにも存在感ありすぎ?な気がしないでもないが、この部分は現行型に比べてかなり変更になった部分。
▼ 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム

エアコンの動作状況を画面に表示。タッチ操作も可能。

ディスプレイ上で、スマホ感覚でのタッチ操作が可能。
▲アイサイト搭載車 マルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター
▲アイサイトX搭載車 12.3インチフル液晶メーター(地図画面)
▲新型レヴォーグSTI SPORTのフロントシート。
▲新型レヴォーグSTI SPORTのリヤシート。
そして、これもとても気になっていたシートはどうなのか?担当セールス氏いわく、試乗車はSTIだったのだが「シートに関しても一段と良くなっていて、長時間の運転でも体にかかる負担を軽減するシートで包まれ感のあるシート」だったとのこと。
シート座面の形と中のウレタンクッション、骨組みまで一新して、ロングドライブでも疲れないようなシート構造とした模様。私が見た動画でもシートに厚みが感じられて、シートを新たにつくりかえた印象が見てとれた。
またホイールベースの延長(2650mm→2670mm)は空間的なゆとりをもたらし、後席での膝元の余裕がこれまでとは比べ物にならない空間があるとのこと。後席シートの座面の長さも増したようで、後席へ乗車する人の快適さは2ランク上がったそうだ。
▲新型レヴォーグの荷室容量は、床下と合わせて561Lになり、従来型比で+39L拡大している。
▲床下のサブトランクも従来型比で+29L広くなっている。奥側にはジャッキなどパンク修理キットが収まっている。
新型レヴォーグのパワートレーン
▲新型レヴォーグ STI SPORTのエンジンルーム
NEWレヴォーグのパワートレーンが明らかになった。
新開発の1.8L水平対向4気筒ボクサーターボエンジンのスペックは、最高出力177ps/5200~5600rpm/最大トルク300N・m(30.6kgf・m)/1600~3600rpm。
ちなみに現行型1.6L水平対向4気筒ボクサーターボエンジンのスペックは、170PS/250N・mなので、最高出力で7ps増し、最大トルクで50N・m増しになっている。
新開発エンジンの特性は、低回転域から発揮されるトルクによって実用域で扱いやすくなっている点。排気量を1.8リッターに上げたことで1,600rpmという低回転からトルクが立ち上がり、全域でのトルク感を高めることで、いつでも必要な時にしっかりと加速することができ、ターボ車の爽快な加速感も得られる。ターボらしい走りがレヴォーグの真骨頂だ。
また、このエンジンはレギュラーガソリン仕様のため、お財布にも優しい。
▲ 1.8L BOXER 直噴ターボエンジン
新開発のリニアトロニックCVT
スバルのトランスミッションは、スバルが次世代CVTとして開発したオートマティックトランスミッションで、「理想の無段階トランスミッション」と呼ばれている。いまやスバルのAT車のほとんどに搭載されている。
新型レヴォーグでは、さらに変速ショックのない滑らかな加速と、リニアなレスポンスを提供する「リニアトロニック」を全面的に刷新。変速範囲の拡大によって、発進時の力強い加速や高速巡航時の燃費向上を実現した。また、8速マニュアルモードを採用し、操る愉しさも一段と高めているようだ。
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SGPレヴォーグがついに完成。SGP+フルインナーフレーム構造でSGPがさらに進化
新型レヴォーグに遂にSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されたのも、新型レヴォーグの大きな進化点。
これまでのSGPをさらにパワーアップした、主要骨格を強固に結合したうえでパネルを張り合わせる「フルインナーフレーム構造」の採用や、構造用接着剤の適用範囲拡大により、ねじり剛性は先代比で44%向上している。
▲スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造
SGPプラットフォームが開発された時期のタイミングもあったと思うが、これまでのレヴォーグはSGPではなかった。ほかのほとんどのクルマがSGP車であったのにレヴォーグだけがSGPプラットフォームでつくられたクルマでなかったわけだが、今回の新型レヴォーグでようやく仲間入りをすることになる。
それもただ仲間入りをするだけでなく、フルインナーフレーム構造+構造用接着剤の適用範囲拡大という高い付加価値の付いた、より進化したSGPとして登場するわけだ。
これはある意味、誇りある有意義なことで、レヴォーグがスバルを代表するクルマであることを証明する証でもあると思う。
SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)採用により、インプレッサやフォレスターなどのSUBARU車は、大きく進化した。新型レヴォーグは、そこからさらに進化しているわけだ。
今回の新型レヴォーグは、おそらく欠点を見つけるのが難しい、高レベルなクルマであることは間違いないと思われる。もちろん個人の好みは千差万別で、細かい点についてはいろいろ出てくるとは思うが、新型レヴォーグというクルマ自体が、魅力の詰まったクルマであることに意を挟む人はいないだろう。
優越をつけるのは難しいのだが、個人的には特に、SGP+インナーフレーム構造による走りと静粛性を含めた乗り心地と新開発エンジンのトルクフルな走りがどのくらい向上しているのかが一番の注目点。
高級車の乗り心地も実現する、スバル初の電子制御ダンパー【STI専用】
▲ 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム
「スポーティな走り」と「高級車のような上質な乗り心地」は相反するもので、これまで両方を実現することは極めて難しいことというのが常識でもあった。だが、新型レヴォーグは、これまでのレヴォーグのスポーティな走りに、高級車のような上質感が加わって、両方を同時に味わえるのではないかという期待感を持たずにはいられない。
STI SPORT限定にはなってしまうが、高級車のような上質感を実現することについては、SUBARU初の電子制御ダンパー「ドライブモードセレクト」に焦点を当てなければならない。
選べるモードの種類は「COMFORT」「NORMAL」「SPORT」「SPORT+」「INDIVIDUAL」の5つ。INDIVIDUALは「パワーステアリング」「ダンパー」「AWD」「アイサイト(ACC)」「エアコン」のそれぞれの項目を任意に設定することが可能だ。
これはダンパー内部のバルブを、電動でコントロールすることで、オイルの流量を変え、ダンパーの硬さを調整するもの。例えば、家族と出かける際は、乗り心地を重視した「CONFORT」モードにしたり、スイッチひとつで設定が可能。もちろん、一人で走りを愉しみたいときは圧倒的なクルマとの一体感を感じられる「SPORT+」モードなど、一台で色々な使い分けができることを実現している。
広角の新型ステレオカメラ等によって進化した「アイサイトX」登場
「運転支援システムアイサイト」は、ステレオカメラの広角化や側方にミリ波レーダーの追加を行ない、従来の対向車や横断自転車との衝突回避に加えて、交差点右左折時の対向車や横断歩行者、自転車の検出も可能になった。
新型レヴォーグ注目の「アイサイトX」では、準天頂衛星みちびきやGPS、3D高精度地図データなどを利用し、行く先の情報を予測することによって、渋滞時のハンズオフ(手離し走行)が可能となっている。
「渋滞時ハンズオフアシスト」は、50km/h以下に限られるが、ステアリングやアクセルから手足を離していても、操舵やアクセル、ブレーキ操作を行ってくれる。
また、渋滞時ハンズオフアシスト作動時に停止した場合でも作動が解除されず、前方車が発進すれば何も操作しなくても自動で発進してくれる(渋滞時発進アシスト)。
アイサイトXでは、「アクティブレーンチェンジアシスト」機能も搭載。この機能は、ACC作動中にウィンカーを操作するだけで、ドライバーがステアリングを動かさなくても車線変更してくれるという機能。さらに、同じくACC作動中にコーナー前で適正な速度まで減速してくれる「カーブ前速度制御」機能や、料金所の手前で速度を落としてくれる「料金所前速度制御」機能も加わった。

インパネセンターバイザー上部に内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識。

マルチファンクションディスプレイ表示。個別顔認識によるウェルカムメッセージ(上)と、眠気を検知したときの警告表示(下)。
さらに「ドライバーモニタリングシステム」も装備されていて、手離し運転の際に、よそ見などをしていると警告が表示される。それでもドライバーが前方を見ない場合には、意識を失うなどの緊急事態が発生したと判断し、ハザードランプを作動させてクラクションを断続的に鳴らしながら速度を下げていき停止する機能が備わっている。
全貌が明らかに!新型レヴォーグまとめ
新型レヴォーグの走りについてはどうだろうか。ディーラーセールス氏へ率直に聞いてみた。
セールス氏も行かれたテストコースは、舗装の良い道路で、試乗車はSTI SPORTだったとのこと。走り出しの加速は、最初の5mくらいから力強く、静粛性についても騒音対策がされていて車内は静かだそうだ。風切り音やロードノイズも小さいとのことだった。
レーンチェンジも試してみたそうで、引き締まった動きとダイレクト感を感じ、高剛性ボディと操舵応答が絶妙にバランスされて、新型はこの面でも性能アップしているのを実感したとのこと。また、スラロームでの切り返し時などでの車両の追従性も明らかに違うそうで、走行性能面でのアップも実感してきたそうだ。
最後に、GT-Hグレード以上で採用されている電動リヤパワーゲートの「ハンズフリー」機能は、キーを携帯しながらヒジや手の甲などをリヤゲートのエンブレムに近づけると作動する。ハンズフリーは、リヤゲートの下で片足を出し入れする方式が一般的だが、開発者は「荷物を両手で持ちながら片足で立つと、冬など路面が滑りやすい場合に転倒する心配も生じる。そこで、腕・手などで行うようにしたとのことだ。
▼関連記事はこちらからご覧いただけます。
▼スバル新型レヴォーグ公式ホームページです。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。