レヴォーグにおすすめのスバル純正エンジンオイルはこれ!レヴォーグSTIオーナーが選択

あなたに走りの楽しさを伝えたい!たかです。
みなさんはエンジンオイルにこだわりをお持ちでしょうか。
今回はそんなこだわりをお持ちのスバル車オーナーの方へ向けて、スバル純正オイルの種類とおすすめ品をご紹介します。
スバル純正オイルは、スバル水平対向ボクサーエンジンに最適化して作られたエンジンオイルであり、「スタンダードオイル」と「プレミアムオイル」の2つに分かれています。
スタンダードオイルが3種類、プレミアムオイルは2種類で、計5種類がラインナップされています。
もくじ
スバル純正スタンダードオイル3種類
まずはスタンダードオイルからご紹介します。
こちらはエンジン始動性に優れた高品質なエンジンオイル。省燃費・高耐久性能を併せ持つエンジンオイルです。
▲私のレヴォーグに使われているオイルは0W-20だと担当営業マンの方から言われていますので、2種類のうち、おそらくこちらのオイルだと思っています。
何か問題があると思ったこともなく、エンジンオイル交換時はスラッジナイザー(エンジンオイルライン洗浄)を一緒にやると、より走行性能を引き上げてくれるのでおすすめです。
【オイル交換参考価格:8,400円~】
▲こちらのスタンダードオイルも、上と同じ0W-20の高性能オイルで、価格も同価格のようです。
※価格は販売店によって異なるようです。
【オイル交換参考価格:8,400円~】
▲こちらは部分合成油です。部分合成油とは、化学合成油の高性能と鉱物油なみのコストメリットのバランスを実現した高性能ベースオイルです。
鉱物油の弱点である、揮発性の高さを化学合成油で補って性能をアップさせたオイルです。車の使用頻度が多い人におすすめのオイルです。
【オイル交換参考価格:8,400円~】
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スバル純正プレミアムオイル2種類
プレミアムオイル2種類です。
▲こちらが私オススメのプレミアムオイルです!
スバル車乗りの方には、やはり一番人気の商品のようです。
値段は少し張りますが、超低温・超高温にも対応した、ターボ車の性能をじゅうぶんに発揮できる燃費性能にも優れた高性能オイルです。
柔らかいオイルならではの寒冷時の始動性に優れていて、エンジン保護性能もいろいろな添加剤により、スタンダードオイルより高い保護性能が期待できます。
普段の街乗りから高速走行、高負荷がかかる様々な場面に対応し、エンジンのフィーリング向上、燃費の向上が期待できます。
現行車種のエンジンが使用している0W-20のオイルタイプでも使用できるのが強みで、その性能は0W-20のエコオイルと、5W-40のカストロールの良いとこ取りでしょうか。
リピーターが多い事でも知られているプレミアムオイルです。
【オイル交換参考価格:11,400円~】
▲最後に、こちらはハードな走りを重視する方が好んで使用する高性能プレミアムオイルです。
特に高温時での高い耐久性を誇り、高負荷でも耐えられる、スポーツ性能をフルに引き出せる高性能オイルです。
【オイル交換参考価格:12,800円~】
全5種類をご紹介しました。さて、あなたならどれを選びますか?
※オイル交換価格は販売店によってばらつきがあります。一般的にスタンダードオイルに比べてプレミアムオイルは3,000円~4,000円プラスとなる場合が多いようです。
スバル公式ページ「エンジンオイルラボ」からの引用を含んでいます。https://www.subaru.jp/accessory/engine_oil/
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そもそもエンジンオイルってなに?
人間に例えるとエンジンは心臓にあたり、心臓を動かすための血液がエンジンオイルの役割になります。
血液がスムーズに体内をまわるように、エンジンオイルは潤滑油の役割も果たします。それに加えて下記5つの効果があります。
エンジンオイルの5つの効果
潤滑作用
エンジンは1分間に数千回転して車を動かす動力をつくります。
その際の金属パーツ同士が接触する部分にオイルで膜をつくり、摩擦を減らし、エンジンを滑らかに動かします。
冷却作用
エンジンオイルがエンジン内を循環する際に、エンジンで発生した熱を吸収して冷却することも重要な作用です。
オイルに蓄えられた熱は、空冷式や水冷式のオイルクーラー、あるいはオイルパン(オイル溜り)等で冷却され、冷えたオイルはオイルポンプによりエンジン各部へ送られます。
気密作用
ガソリンと空気を混ぜて、爆発させてエネルギーをつくる「シリンダー」と「ピストン」の間には隙間(クリアランス)が設けてあります。
エンジンオイルは、この隙間に入り込んで液体の膜を形成して潤滑するとともに気密性を保持します。
清浄分散作用
エンジン内には燃焼や回転運動により、燃料のススやスラッジ等の汚れが発生します。これらの汚れは故障の原因となったり、エンジンの寿命を短くする一因となるため、これを防ぐ為に、エンジン内の汚れを取り込み分散させたり酸性化を中和するのも、エンジンオイルの重要な作用です。
大きなスラッジやゴミはエンジンオイルフィルターによってろ過されるようになっています。
防錆作用
ガソリン燃料は燃焼によって水分を生じさせ、また気温差による結露によって内部に水分が発生することがあります。
これらの水分がエンジン内部の部品に錆や腐食を発生させる原因となるため、錆や腐食はエンジンの寿命を短くする一因であり、これらの発生を予防するのもエンジンオイルの重要な作用です。
エンジンオイル交換の目安
スバルでは、1年または10000㎞での交換としていますが、理想は、6ヶ月または約5,000km毎に実施するのが好ましいと推奨しています。
なぜオイル交換が必要なのか
エンジンオイルは、エンジンの発生する高熱にさらされたり汚れを取り込んだりして、徐々にその性能は劣化していきます。
そのため一定期間ごとにオイル交換をすることで、その性能を回復させることが必要不可欠となります。
◆エンジンの調子が悪くなった
◆エンジン音が大きくなった、異音がする
◆燃費が悪くなった
◆パワー不足を感じる、加速が悪くなった
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オイル選びのポイント
オイルは主に3つの「ベースオイル」に分けられ、化学合成油が一番の高品質ベースオイルです。これに添加物を加えることで、エンジンオイルとなります。
化学合成油
原油を精製し、化学的に合成した最高級オイル。
不純物を可能な限り排除しているので高純度なのも特徴です。耐熱性も高いのでオイルの劣化がしづらく、蒸発性も低いのでオイルが長持ちします。
部分合成油
鉱物油と化学合成油をブレンドしたオイル。劣化が早い鉱物油のデメリットを、化学合成油で補っています。
鉱物油
原油を蒸留して精製したオイルで、3種類のなかでは最もリーズナル。しかし、その分、耐熱性能や酸化に弱く、性能的には現代のエンジンにはあまり向いていません。
オイルの粘度
エンジンオイルは、「低温時は硬く」、「高温時は柔らかい」という粘りの特性をもちます。
粘度規格は、低温時と高温時で分けてSAE規格で性能を表します。
スバル車の大半が使用する「0W-20」で説明します。
まず「0W」ですが、こちらは低温時の粘度で数字が小さいほど柔らかくなり、低温時の始動性に優れます。柔らかい方が寒冷時のエンジン始動性の向上や、燃費の向上にも繋がる重要な性能になります。
次に「20」ですが、こちらは高温時の粘度で数字が大きいほど高温時でも粘度を保ち、過酷な使用条件下でも性能を保ちます。またこの数値が大きいほど、エンジンオイルの性能が長持ちする、ということでもあります。
スバル純正オイル・まとめ
スバル純正オイルは、水平対向エンジンのためにつくられたオイルです。
エンジン放置テスト、エンジン全開テスト、冷却テスト、分解チェックなど、様々な厳しいテスト基準をクリアし、スバルの特徴である水平対向エンジンにマッチしている高性能オイルです。
エンジンオイルを変更することによって、「エンジン始動がスムーズになった」、「走り出しが変わった」、「加速フィールが変わった」等、これまで私も何度か経験をしています。
自分好みのオイルを選択して走りを楽しむ!これもカーライフを楽しむうえで欠かせないものかもしれませんね。
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今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。